つぐ歯科医院のブログ

自然な美しさ

CEREC

今回は前歯の色と歯茎が気になると来院された患者さんです。
黄色の矢印の歯は表はプラスチックの材料、裏側が金属になっているタイプの被せ物(さし歯)です。

写真 5
プラスチック系の材料は経年変化で変色していきますので歯の色は濁って黄色っぽくなっていますね。また金属を使っているので金属イオンの溶け出しによって根元の歯茎も黒ずんでいます。その歯の向かって右隣の青の矢印の歯も神経の治療をしている歯で茶色く変色しています。
金属を除去してセレックによるオールセラミック治療で歯の色、透明感、周りの歯との調和そして歯ぐきもきれいなピンク色に戻りました。

歯ぐきの色は色素の沈着かこういった金属イオンによるものがあります。
どちらも治療可能ですので歯茎の色が気になる場合ご相談ください。
右隣の青い矢印の歯は削るのがもったいないので一本だけのホワイトニングをしました。そのあと内側を埋め直して終わりました。

写真 1

 

これから自分の目指す審美治療は歯の色、形はもちろんですが、アレルギーの心配のない歯に性質が近く体にも優しく劣化の少ない材料を使用し、周りの歯、歯ぐきと調和のとれた自然な美しさを追求していきたいです。

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